投資初心者がぶつかる4つ壁
株式投資を始めたばかりの方は、どのような点が難しいと感じるでしょうか。人それぞれ難しいと思う点は違うと思いますが、いくつか例を挙げて、ご説明致します。
1) 投資情報の収集
投資を始める際、何よりもまず先に行うことは情報収集です。ですが、どの情報が一番、初心者の方にとって勉強になるのか、迷う方もいると思います。
まずは手軽なインターネットで情報収集しよう
一番身近な方法として、インターネットの利用です。今の時代情報は高速化しており、YAHOOファイナンスのような総合情報サイトなどで、その日の情報はすぐに集めることが可能です。
また、昔は「会社四季報」という本が主流でした。
株価はすぐに変わるため本では追いつけませんが、どの分野にどんな会社があるのかを知ることができ、初心者の方はそういった情報を頭に入れておくと役に立つと思います。
2) 証券会社の選び方
証券会社をいくつか比較する際は、まずは資料請求を行い、手数料、サービス、セキュリティ面への姿勢などを、比べてみましょう。
証券会社は、キチンと比較しよう
初心者の人が参考にしたいと思うもののひとつに、人気ランキングがあります。実際に利用している人でないとわからない点についても、様々な意見が寄せられていますので、参考になるでしょう。
ランキングを鵜呑みにしてしまうのは危険
どんな点を重視して証券会社を選ぶのかという視点をしっかり持っていないと、上級者向けの証券会社を選んでしまう可能性があるので、注意しましょう。
3) 銘柄の選び方
初心者の人にとって銘柄は多すぎて選びにくいかもしれません。分野を絞るとしても、IT系、食品系、サービス関連など、幅が広く迷ってしまうと思います。
まずは身近な銘柄を買ってみよう
そのような場合、働いている人であれば自分の職業の分野などから選ぶことで、情報収集がしやすいだけではなく、市場の変化も把握しやすいというメリットがあります。
また、株は社会の動きにすぐ反応するものなので、ニュースや新聞で世の中の動きを知ることが大事です。
今まで流し読みしていたニュースが、株取引をしている人にとって、大事な情報に変化していくでしょう。
4) 売買のタイミング
多くの方が一番と言ってもいいほど難しいと言えるのは、売買のタイミングです。なぜなら、売買のタイミングをつかめなければ、儲けられないからです。
初心者が成功するカギは”いつ売るか”
特に売り注文を出すタイミングは難しく、投資経験が長い方でも、売ることに抵抗を感じ、売った後に後悔することも多くあると思います。
保持している株の株価が急落している場合、初心者の方は焦りや不安を覚えると思います。
急激に落ちていく株価に対し見切りをつけるのは、ある程度経験を積めばできると思いますが、問題はじわじわ落ちているパターンです。
「これくらいならもう少し経てば持ち直すのでなはいか」というふうに思い込み、損切りラインをどんどん下げてしまい、結果的には大損となってしまうケースが多数あります。
買うときに売るタイミングを決めておく
タイミングをどう判断するかが、初心者にとって難しいので、できるだけ事前にラインを引き、ラインを超えた場合には機械的に売る、というのが一番です。
株価が20%上がったら、売る
株価が10%下がったら、売る
初心者の方でも、正しい理論を実践すれば儲けるチャンスはたくさんあります。株式投資は難しい、という思い込みを捨て、日々学びながらチャレンジしていきましょう。