薄毛は自力(自分)で治す4つの方法!知るべき注意点も解説!

育毛豆知識 2020.08.20

薄毛は自力(自分)で治す方法!

まず生活習慣を変えよう

髪の毛が減ったり細くなったりすることで起きる薄毛、健康上の被害が殆どないにも関わらず薄毛は深刻な悩みですね。薄毛を治すには薄毛の仕組みを知ることが大切です。

薄毛とは毛髪の成長する力が落ちている状態です。本来は太くて硬い毛に成長するはずが何らかの影響で細くて柔らかいまま成長せずに抜け落ちてしまいます。髪の毛の成長は生活習慣と関わっているためこのようなポイントに意識すると良いです。

食べ物に気を使う

健康を気遣う上で見直すべきは食べ物です。私たちの体を作るためには何種類もの栄養素が必要で、食べ物に含まれる成分の中には体に良くないものも当然あります。髪の毛は毛根につながる毛細血管から栄養を受け取っているデリケートな組織です。十分に体に良いものを食べましょう。

バランスの良い食事といえばエネルギー源やビタミン、ミネラルを必要なだけ摂取することが大切ですが、中でも髪の毛の成長に関わる成分はタンパク質と亜鉛、ビタミンBです。タンパク質は髪の毛の原料となります。

男性の場合はあまり問題とならない一方で女性はダイエットでタンパク質を減らしがちです。次に亜鉛は細胞分裂に関わるミネラルです、髪、爪、味蕾などでその役割を発揮します。ビタミンBも代謝を助ける栄養素です。

このような観点からオススメなのは牛肉です。逆に控えるべき食べ物は高カロリー高脂肪のものです。炭水化物や脂肪は善でも悪でもないのですが摂りすぎると消化器に負担をかけます。発毛に使うエネルギーを消化に回してしまうかもしれません。

ストレスを改善して血流を保つ

ストレスは血流に関わります。ストレスによって血液がドロドロになるのではなく、ストレスがかかって体が緊張状態になり、その結果として血管が狭くなります。血管が狭くなると血の巡りが悪くなるほか無駄に血圧が上がります。

育毛を促すためには血行を良くすることが大事です、出来るだけ緊張状態は避け適度にリラックスしましょう。ストレスを解決できることが望ましいですが、それが難しい時も一時的に忘れられるようなことができると良いですね。良く休むこともストレス改善につながります。

シャンプーを変える

薄毛を治す方法としてシャンプーを変えるべきという意見もあります。確かに薄毛を改善できそうな育毛シャンプーは売られていますが、残念ながら薄毛を治す効果はありません。そもそも何か症状を治せるなら化粧品や医薬部外品として販売できず、場合によっては病院での処方に限定されることもあります。

もちろん、育毛シャンプーにはそのような力はなく有るとしても頭皮の保湿と殺菌くらいです。育毛シャンプーとは「頭皮トラブルを改善して髪を生えやすくする」という意味を込めた造語です。薄毛を治すなら別の方法を試したほうが良いです。

ちなみに薄毛対策を考えるならシャンプーの種類より洗い方を気をつけたほうが良いです。薄毛の人はシャンプーで髪の毛が抜けやすくなっていますから、指の腹で優しく洗うよう心がけてください。一見ハゲている場所もわずかな産毛が残っているかもしれません。

女性ホルモンと薄毛には深い関係がある

女性の場合は女性ホルモンを増やすことが薄毛を治すポイントになります。女性ホルモンには女性の体を守る他に髪の毛の成長を助ける働きがあり、ホルモンバランスが乱れた時や女性ホルモンが減った時に薄毛が見られます。

薄毛以外にも更年期症状が見られるなら薄毛外来よりも産婦人科に行った方が良いかもしれません。

AGAの場合は自力でなく病院で治すべき

AGA(男性型脱毛症)は男性特有の脱毛症

AGAとは、男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼが反応して作られたジヒドロテストステロンが髪の毛の成長を妨げる病気で、国内に1000万人以上の患者がいると考えられています。

つまり、男性の薄毛はほとんどがAGAの可能性があります。AGAの特徴はM字ハゲ、頭頂部の薄毛、前髪からの薄毛という3つの進行パターンで、側頭部と後頭部の髪の毛だけが残ります。

このような薄毛になっている人は誰もが見たことがあるはずだし、フィクションでもハゲた男性はこのように描かれるものです。AGAは男性にとって身近な脱毛症なのです。

AGAに関わる2つの物質のうち重要なのは5αリダクターゼです。テストステロンはどんな男性でも多く分泌されているものですが5αリダクターゼの量は遺伝によって異なります。つまりAGAは「ハゲやすい体質」と言い換えられます。

AGAの治療方法

ジヒドロテストステロンは髪の毛を脱毛させる一方で体毛やヒゲは濃くします。これが逆だったら良いのにと思いたいところですが、AGAを治すならジヒドロテストステロンを減らさなくてはいけません。

そこで、5αリダクターゼの働きを薬で阻害します、

5αリダクターゼ阻害薬にはどんな種類があるの?

5αリダクターゼを阻害する薬にはプロペシアとザガーロの2種類があります。プロペシアは世界で初めて作られたAGA治療薬でフィナステリドという成分が含まれています。ザガーロはプロペシアより後に作られたAGA治療やいうでフィナステリドより効果の強いデュタステリドという成分が作られています。

どちらも内服薬で服用方法は同じです。効果はザガーロが高く、値段はプロペシアの方が安いです。効果は6ヶ月ほどで現れます。最近はプロペシアのジェネリック医薬品が出てきています。

ミノキシジルの併用で発毛促進

ミノキシジルは血行促進する成分で、リアップという発毛剤に含まれています。脱毛抑制効果のあるプロペシアやザガーロと併用することでさらなるハグもう効果が期待できるし、AGA以外の脱毛にも使えます。

薄毛を自力で治すなら知っておくべき注意点

薄毛治療に終わりはない

薄毛治療をする上で知っておくべき注意点を紹介します。薄毛治療はあなたの悩みを解決してくれますが万能でないこともご理解ください。

薄毛は完治しない

薄毛は完治しません。一時的に薄毛を回復させることはできても薄毛予防を怠れば再発する危険性は残っています。特にAGAの人は元が薄毛になる体質ですから十分に発毛した後も5αリダクターゼ阻害薬を飲み続けてください。

しかも細胞分裂は加齢によって衰えますから歳を重ねることはそれだけで薄毛のリスクを高めます。特に女性は加齢とともに女性ホルモンが減るため薄毛に気をつけたいです。

薄毛を予防するなら薄毛リスクに気づくことが第一です。親族にハゲている人がいるなら迷わずAGAクリニックで遺伝子検査を受けましょう。

薄毛治療は時に莫大なお金がかかる

薄毛治療は自由診療であるためそれなりのお金がかかります。AGAの治療であれば月12000円〜16000円は見た方が良いでしょう。これを毎月支払い続ける余裕を作ることができて初めて長期的な薄毛治療が可能になります。

もし、薬だけで治らなければもっともっとお金がかかります。例えば成長因子の力で毛根の細胞分裂を誘発させる育毛メソセラピー。頭皮に直接薬剤を注入するこの治療は1回7万円ほどと非常に高価で、髪が生えるまで数回行います。

それでも髪の毛が生えない時は植毛という手段を用います。植毛は範囲が広いと100万円以上することもあります。薄毛治療は早ければ早いほど経済的負担が軽くなります。

個人輸入や育毛剤の利用はお勧めできない

より安価に薄毛治療をしようと考えたら治療薬を個人輸入したり市販の育毛剤を使うことも考えられます。ただ、これらの方法はお勧めできません。

まず、個人輸入はその人に合わせた容量で処方されないし粗悪な模造品を掴まされることもあります。次に育毛剤は医薬品でないため髪の毛が生える効果は証明されていません。

薄毛治療をするなら病院へ行きましょう。

薄毛を自力で治す方法まとめ

薄毛を自力で治すとしたら、できることが非常に限られます。本気で治療するなら病院へ行きましょう。薄毛は皮膚科の領域ですが、体全体を扱う皮膚科では薄毛の優先順位が低く殆ど有益な治療が受けられません。

薄毛の治療はAGAクリニックで受けることがお勧めです。AGAクリニックは薄毛問題に特化しているので実績が多く設備も充実しています。治療法について詳しい説明が聞きたいなら初回限定の無料カウンセリングを受けましょう。

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