女性の抜け毛はサプリメントで改善できる? サプリメントは栄養を補給するもの 体の調子が悪い、食事が偏っている、そんな時にオススメのサプリメントですが医薬品と比べてどちらが効果的なのでしょうか? 効果の強さと科学的根拠で見れば間違いなく医薬品の方がおす…
意外に話せない女性の抜け毛とは?
薄毛や抜け毛の問題は男性特有のものと思われがちですね。確かに育毛剤や育毛シャンプーのCMを見ても男性向けのものばかりですがお昼のテレビショッピングを見ると女性の薄毛対策の商品も宣伝されていることが分かります。
女性の抜け毛にはどのような原因があるのでしょうか?
生活習慣から起きる抜け毛
髪の毛は頭皮と強く結びついているのでちぎれることはあっても抜けることはめったにありません。まずは生活習慣から抜け毛の原因をたどってみましょう。
食生活の乱れ
忙しい毎日で食生活が乱れている人や過度のダイエットをしている人は食事を適正に戻すことが薄毛対策になります。髪の毛が健康に生えるためには十分な栄養と良い血の巡りが大切で、食事のバランスが取れていないとその両方が得られません。
痩せるため、きれいに見せるためにダイエットすることは良いことですが無理なダイエットはエネルギーや老廃物を代謝する力も落としてしまいます。本気のダイエットは内臓の機能を取り戻すことから始めましょう。
睡眠不足
睡眠不足は体の調子を落とします。睡眠は脳のリセットや体の代謝、免疫機能の維持などいろいろな効果があるので他のことよりも優先しましょう。後述しますが睡眠はストレスやホルモンバランスとも大きく関わっています。これらによる脱毛も気を付けたいです。
誤ったヘアケア
女性は男性よりもずっとヘアケアに気を遣っています。しかし誤ったヘアケアのせいで髪の毛や頭皮を傷めていることも多いです。
- 何回もシャンプーで洗う
- 頭を掻きむしるように洗う
- ドライヤーは高温で当てている
女性は皮膚がデリケートなのでこのような習慣を改めた方が良いです。薄毛と関連は薄いですがシャンプーのときに力をかけすぎて髪がちぎれてしまうこともあります。
ストレスによって起きる抜け毛
抜け毛で気を付けたいのはストレスですね。ストレスはこのように女性の髪の毛へ悪影響を及ぼします。
血管が狭くなる
ストレスと薄毛の関連といえば血管が狭くなることです。髪の毛は細い血管を通じて栄養を受け取っていますからストレスのせいで血管が狭くなると送られる栄養が少なくなり老廃物が貯まりやすくなります。
具体的には交感神経という自律神経が優位になることで体が緊張状態を引き起こします。鼓動が高鳴る、口の中が乾く、おなかが痛くなるのも緊張状態のあらわれです。
自己免疫に異常が出る
ストレスによる脱毛と言えば円形脱毛症が思い浮かびますね。ただ、円形脱毛症はストレスそのものの影響よりも自己免疫の異常によるのではないかと考えられています。そのためストレスがかからなくても自己免疫疾患のある人やアトピー素因を持つ人は円形脱毛症リスクが高くなっています。
女性の抜け毛対策はシャンプー選びから
女性の抜け毛対策は健康な頭皮づくりが大切です。とくにシャンプーの選び方は気を付けてください。
髪の毛を洗いすぎている人は要注意
女性の誤ったヘアケアで多いのが髪の毛の洗い過ぎです。市販のシャンプーは洗浄力が強いのに頑張って何度も洗うと頭皮まで傷つけてしまいます。スーパーやドラッグストアに売られているシャンプーの多くは洗浄力を重視しているので敏感肌の人は要注意です。
肌にやさしいアミノ酸系シャンプーを選ぼう
髪の毛は死んだ細胞ですから気にするべきは髪の毛の見栄えと頭皮の健康です。よって洗浄成分は必要最低限の強さで大丈夫です。そこでおすすめするのがアミノ酸系のシャンプーです。タンパク質由来の界面活性剤は洗浄力が優しいので2回洗いしても頭皮を傷つけづらいです。特に頭皮に炎症が起きている時や乾燥肌で悩んでいる時はすぐにシャンプーを変えましょう。
ただし脂性肌の場合は皮脂を洗浄しなくてはいけないので洗浄力が強いシャンプーを使ったうえで保湿や生活習慣の改善が求められます。
シリコンはどっちでも良い
シリコンが髪に良くない、頭皮に良くないと言われていましたがどちらでも構いません。シリコンは髪の毛をコーティングする効果がありトリートメントが入りづらくなりますが髪の毛は死んだ細胞ですし、シリコンのコーティングは髪の毛の乾燥を防いでくれます。
シャンプーとコンディショナー以外にも様々な処置をするときはノンシリコンの方が良いでしょう。
育毛シャンプーで髪の毛は生えるのか
抜け毛対策と言えば育毛シャンプーですがシャンプーによる育毛効果はまだ科学的に証明されていません。あくまで期待できるのは髪の毛が千切れにくくなることや頭皮環境を守れることです。
繰り返しますが髪の毛は死んだ細胞なのでシャンプーで髪の毛を一時的に強くすることはできても復活させることはできません。強くてしなやかな髪の毛を取り戻したいなら生活習慣の改善をしてください。
髪が生えるシャンプー?
育毛シャンプーの中には海藻類、とくに昆布が配合されていることがあります。これは昆布に含まれるフコイダンが育毛に関わる成長因子を刺激する可能性を見いだされたからです。今のところは毛髪の培養実験にとどまりますが前向きな研究成果が発表されています。
ガゴメ昆布フコイダンは、組織再生促進作用、免疫活性化作用など、さまざまな生理活性があることが実証されています。
日本では、昆布は縄文時代から食べられていたという説があり、長い食歴をもっている。数ある昆布のなかでも、タカラバイオが研究開発を進めるガゴメ昆布は、限られた地域のみに生育、収穫量は非常に少ないが、そのねばりの強さは他の昆布を圧倒するという。長年の研究の結果、主成分である酸性多糖「F-フコイダン」を高分子のまま含有するガゴメ昆布フコイダンには、ヒトの毛乳頭細胞を刺激し、毛母細胞を増殖させる働きを有することが明らかになったという。
引用元:https://www.aderans.co.jp/corporate/rd/case/hair_restoration07.html
もしかしたら本当の意味での育毛シャンプーが認められる日は近いかもしれませんね。
女性の抜け毛をひどくしないシャンプーの使い方
女性の抜け毛はシャンプーの選び方と使い方の両方が関わります。シャンプーの使い方も頭皮や毛髪を弱くして抜け毛を増やしかねません。こちらでは女性が知りたいシャンプーの使い方を紹介します。
もちろんアミノ酸系シャンプーでも使えば使うほど頭皮を傷めますから、髪を洗う回数は1日1~2回に抑えたいところです。
シャンプーは頭皮を傷めない様に
シャンプーの基本は頭皮を傷めないようにすることです。特に女性は爪が長いので頭を傷つけないように注意してください。
シャンプーはよく泡立てる
シャンプーは髪につける前に良く泡立ててください。シャンプーはそのままだと成分が強い状態なのでお湯と一緒に泡絵立てて丁度よくなってから髪の毛を洗います。泡立てた方がそのままつけるよりシャンプーを節約できます。
シャンプーで落とすべき汚れは脂汚れや細かい汚れです。予洗いしておけばシャンプーの力を発揮しやすいです。
指の腹で優しく洗う
頭皮は顔の皮膚に次いでデリケートです。そのため洗顔より少し強いくらいの洗い方を心がけてください。指の腹で揉みこむようにすれば頭皮マッサージも一緒にできます。爪を立てずに洗うことはぜひ守っていただきたいです。
頭皮は見えないからこそいたわりたい部分です。
よくすすぐ
当たり前のことですがよくすすいでください。髪が長いとシャンプーが残りやすいです。特に頭皮に洗い残しがあるとダメージの原因となります。
シャンプーのあとはすぐに乾かして保湿
シャンプーのあとは髪をすぐに乾かしてください。濡れている状態を放置すれば水分は余計に蒸発して、頭皮も蒸れてしまいます。保湿はあくまで頭皮にバリアを作ることです。
ドライヤーは根元から毛先へ
ドライヤーを使う時は根元から毛先へ流してください。温度が高すぎると頭皮のダメージになることも気をつけましょう。効率よくドライヤーを使うためにタオルドライをしっかり行いますがキューティクルが開いている状態で強くこするのはNGです。
女性の抜け毛もAGAクリニックで診てもらいましょう
シャンプーは毎日使うものですからシャンプーを変えるだけで女性の頭皮や髪質は意外と変わるものです。しかし頭皮トラブルが解決したとしてもそれが抜け毛の解決になるか…と言われればやはり不十分であることは否めません。
本当に抜け毛で悩んでいるならAGAクリニックへ行きましょうAGAクリニックは男性のものと思われがちですが女性向けのAGAクリニックもあります。とくに更年期障害の場合はFAGAに気を付けたいです。
AGAクリニックは抜け毛防止と発毛・育毛の施術に対応しています。昔のようにハリ・コシのある髪の毛を取り戻したいなら無料カウンセリングで相談を。