ストレスが原因の薄毛|決してストレスは毛髪に良い影響を与えない

薄毛の原因 2020.11.20

ストレスが原因で薄毛になることも

ストレスによっておこる症状と言えば「薄毛」ですよね。よく「ストレスは髪に良くない」とか「ストレスで10円ハゲができた」という話を聞きます。俳優山本太郎さんも一時期ニュースになりましたね。

ストレスが髪に良くない理由

ストレスが髪に良くないのは、髪の毛の成長を妨げるからです。髪の毛は発毛サイクルと言う成長の過程を妨げられてしまう成長が不完全なまま脱毛と発毛を繰り返し最終的に生えなくなってしまいます。

血行不良と脱毛

ストレスと脱毛の関係でまず疑われるのが血行不良です。ストレスは体中の血管を狭めてしまうので栄養が供給されづらくなってしまいます。特に髪と皮膚をつなぐ毛乳頭に伸びている血管は細いのでストレスの影響が懸念されます。

もし、毛根鞘が半透明でなく黒い状態で髪が抜けてきているようなら成長しきる前に脱毛しているサインです。いちどAGAクリニックに相談してみると良いでしょう。

栄養不足と言う点で言えば内臓機能の不調も間接的に脱毛とつながっていることが考えられます。

ストレスと円形脱毛症

ストレスと結び付けられやすいのは円形脱毛症ですが、どうやら精神的な原因だけではないようです。円形脱毛症は血行の不良ではなく毛根への攻撃によって起きると考えられています。分かりやすく説明すると普段は細菌をやっつけてくれるリンパ球がなぜか毛根を攻撃して弱らせるのです。

よって円形脱毛症は自己免疫疾患の一種といえます。しかもアレルギー反応が起きやすいアトピー素因を持っている人は円形脱毛症になりやすい傾向にあります。円形脱毛症の場合はAGAクリニックより皮膚科に行った方が良いでしょう。

ストレスはAGAと直接的な関係はない

最近はAGA(男性型脱毛症)も良く知られるようになりました。ひょっとしてAGAもストレスが原因?と思われるかもしれませんね。でも、AGAは体内のジヒドロテストステロンによって発毛が抑制される症状ですからストレスと直接的な関係がありません。逆に言えばストレス改善で治せないのでAGAクリニックでの受診を急ぎましょう。

強いてAGAとストレスの関連性について考えるなら亜鉛不足です。亜鉛には発毛を促進する効果やジヒドロテストステロンを作る5αリダクターゼを抑制する効果があるにもかかわらず、ストレスによって発生する活性酸素と戦うために消費されます。亜鉛は男性機能の維持や味覚の鋭敏化にも関わるので気をつけたいものです。

ストレス以外でも同様の悪影響が…

ストレスの問題の大きな部分は緊張状態を持続させることでした。つまり、精神的なストレスを抱えていなくても同じような状態にする効果があるものは避けたいです。

具体的にはお酒とたばこ。どちらも大量に摂取すれば血管を収縮させ体に多くの活性酸素を作り出します。特にタバコは少量であっても体にダメージを与えるのでできるだけ早く禁煙することが望ましいです。

薄毛の原因で最も有力なものは遺伝ですがたとえ一卵性双生児でも生活習慣の良し悪しで大きな差が出ます。

ストレスがも体に与える影響

ストレスで苦しんでいる時、少なからず体にも影響が出ているはずです。心も人間の機能の一部と考えれば悩んでいるということ自体が体の不調と言うこともできます。

ストレスは体の状態を一定に保つ自律神経のバランスを乱すため、このように体中の症状とつながっています。

お腹が痛くなる

ストレスでお腹が痛くなる、ストレスでお腹を下す、ストレスで胃に穴が開く。これらは本当に起きる症状です。ストレスがかかって自律神経が乱れると内臓がうまく動かなくなりますそのため腸が不規則な動きをしてしまったり、胃液が増えすぎてしまえば胃潰瘍になってしまったりします。

痛みとはいかなくても消化不良によってお腹に違和感を感じることもあります。

心臓が速く動く

ストレスによる緊張で心臓の動きが速くなっていることも要注意です。心臓の動きが不規則になると血流による負担が増えて心臓が疲れてしまいます。そして動悸息切れ、不整脈につながります。

高血圧

交感神経が活発になるときに血圧は高くなります。ストレスは緊張状態が続くため血管がずっと狭くなっています。そのため高血圧にストレスは大敵です。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランススの乱れもストレスと関連付けられています。しかもホルモンバランスの乱れがストレスになることも指摘されています。ホルモンバランスの乱れと言えば女性の更年期障害が知られますが、男性にも更年期障害があることを知ってください。

免疫力の低下やアトピー

ストレスは免疫力を低下させるばかりか細胞にダメージを与える活性酸素を増加させます。そのためストレスに耐えている時の方が体調を崩しやすいです。アトピーとストレスの関係についても良く知られています。どうやらストレスは逆に免疫機能を過剰に働かせる原因にもなるようです。

ストレスが原因の薄毛対策

ストレスによる薄毛を対策するためには自分と向き合うことが大切です体や心が求めていることをすればストレスが解消されて、薄毛対策になります。もし、お酒やたばこがストレス解消になっていると言う人は一度カウンセリングを受けることも視野に入れましょう。

ストレスは日常生活で解決する

日常生活で溜まったストレスを解決するには日常生活を変えることが効果的です。このようなポイントを意識してください。

よく休む

ストレスを解消する最良の方法は十分な睡眠です。十分な時間睡眠をとることは脳を休めて気分をリフレッシュさせます。疲れも取れるので何よりも大事にしたいです。逆に睡眠がとれないと脳が休めず自律神経の不調や慢性的な疲れにつながります。寝る時は脳を休めるためにパソコンやスマホの電源を早めに切ってください。

睡眠時如何が十分に取れない場合でも積極的に休む、仮眠をとることはお勧めです。十分に睡眠をとっているはずなのに眠気、疲れがとれない時は睡眠そのものへの問題が考えられます。

本音で話せる人を作る

今抱えているストレスや悩みを話せる相手を見つけることはとても大切です。ストレス対策で一番やってはいけないのが一人で溜めこむこと。周りに本音を話せる人がいないならカウンセリングを受けることも一つの手です。

帰り道を変える

ストレスを軽くする手段として別のことに意識を向けることも良いです。些細なことで構いません。たとえば帰り道を変えるとそれだけで意識が変わります。思い切り気分を変えたいなら旅行も効果的です。

胃腸を休ませるものを食べる

ストレスがかかった胃腸は疲れています。消化に良いもの、栄養価の高いものを食べましょう。ストレスを落ち着かせるならカルシウムや亜鉛、ビタミンを意識した食生活がおすすめです。美味しいものを美味しいと感じられることもストレス解消につながります。

適度な運動をする

適度な運動もストレス解消に効果的です。体を動かすことでエネルギーと感情を発散させられるからです。楽しむときは思い切り楽しみましょう。

育毛剤では根本的な解決にはならない

ストレスによる薄毛に育毛剤は効果的かと言われると答えに困ります。たしかに血行促進に効果的なミノキシジルが入っていればストレスによる血行不良を和らげるかもしれませんが、ストレスの元を改善しない限りは根本的に解決したと言いづらいのも事実です。

その一方で脱毛の原因が必ずしもストレスでないことも事実です。よってストレスを抱えている状況でも育毛剤で脱毛を食い止められます。こればかりは実際に試してみないと分かりません。

薄毛は複数の原因によって引き起こされるものですから、効果的な治療法を見つけるためにも専門のクリニックを受診したいです。もしM字、頭頂部、おでこから脱毛が進行しているようであればAGAが強く疑われるのでAGAクリニックがおすすめです。

ストレスとうまく付き合い充実した毎日を送ろう

このように、ストレスを抱えて良いことはありません。いくらストレス耐性が大事と言われていても限界を超えれば例外なく不調をきたしてしまいます。ところがストレス解消法がたくさん紹介されているのにストレスに悩む人はたくさんいます。その原因は「本人がストレスに気づいていないから」です。

日頃から大切な身体をいたわりましょう。すでに脱毛が出ているならすぐにお近くの皮膚科やAGAクリニックへ足を運んでください。診断の中でストレスが発覚することは珍しくありません。

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