AGAの治療の費用(料金)｜安く済ませる方法や注意点も紹介

AGAの治療の費用(料金)は薬なら安く済む

AGA治療は診療にかかる費用と薬の費用がかかります。AGAは健康に関わる病気でないため自由診療で、１０割負担となります。

プロペシアを処方してもらう場合は6000円くらいかかります。ザガーロは１万円以上かかります。どちらも毎月服用します。リアップは5000円から7000円くらいかかります。リアップはプロペシアなどと併用可能なのでどちらも処方される場合が多いです。

そこに診療にかかる基本的な費用や必要に応じて検査の費用が上乗せされます。

毎月かかる費用は安くても8000円、高いと２万円くらいになります。

AGA治療はずっと継続しなければいけない

繰り返しますが、プロペシアやザガーロの効果は５αリダクターゼの働きを抑制することであって５αリダクターゼを減らすことでも５αリダクターゼが作られづらい体質にすることでもありません。よってプロペシアやザガーロの服用をやめてしまうとAGAは再発します。

だから、薄毛を食い止めると決めたらこの先ずっと薬を飲み続ける決心をしてください。AGAは体質の問題なので完治させることは困難です。

逆に言えば根治させると謳う商品は絶対に詐欺です。

育毛メソセラピーは１回数万円かかる

髪の毛を生やすために育毛メソセラピーを用いる場合もあります。育毛メソセラピーとは頭皮に直接薬品を注射するもので、１回につき５万円から１０万円以上かかります。AGA治療薬だけではできない毛母細胞の活性化や育毛のために行います。

AGAの治療は確たる発毛効果までは期待できないので、ふさふさの髪の毛を取り戻すにはまた別のアプローチが必要です。育毛メソセラピーには育毛に良いと言われる栄養素やっ細胞分裂を促進させる成長因子が使われます。成長因子についてはHARGのようにあらかじめ調合されたものもあれば患者の細胞から取り出す場合もあります。幹細胞を注入する方法もよく知られています。

ただ、育毛メソセラピーは科学的な根拠が不十分で「薄毛の進行を止める」目的で使うのは良くありません。

成長因子を用いたメソセラピーはおすすめ

育毛メソセラピーを受けるなら成長因子を用いた施術をお勧めします。その理由はメソセラピーの効果を確かめるためです。

クリニックによってはフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルを調合した薬剤を使っていますが、仮にそれで効果が出たとしてもメソセラピーの効果なのか単純に有効成分のおかげなのかがわかりません。後者であればずっと安く処方してもらえます。

費用(料金)が安すぎる、高すぎるAGA治療に要注意

どんなものでも、最低限のクオリティで提供するにはそれなりの価格が伴います。その一方で破格に高くなることもありません。値段には必ず根拠があるのです。

だから、AGA治療についてもここまでご紹介した価格と著しく乖離するメニューに注意してください。

安すぎるものに効果は期待できない

AGA治療は月１〜２万円ほどかかるにも関わらず例えば月２０００〜３０００円のメニューがある場合、間違いなく効果が期待できません。初回特別価格というならわかりますがよくわからないサプリメントやマッサージを提案される場合は要注意です。AGAの治療は育毛サロンでなくAGAクリニックで行いましょう。頭皮ケアもAGAには効果がありません。

高すぎる施術は本当に必要ですか？

自由診療に関して言えば、治療や薬に対する値段を自由に決められます。悪質な場合はオリジナルの治療薬と銘打ってフィナステリドやミノキシジルを調合しただけの商品を高額で買わせるようです。オリジナルあるいは認可されていない薬を使う時はその有効成分を確認して、一旦調べるようにしてください。

育毛メソセラピーは数ヶ月は継続しなければいけないので最終的には１００万円以上の出費も珍しくありません。儲かるからとプッシュするクリニックもありますがあくまで医薬品で髪が生えてこなかった人のためのサービスだと心得てください。

AGA治療を安く行いたいなら、医薬品を基本としてください。

AGAの治療の費用(料金)まとめ

今は便利な時代で病院の評判をネットで見ることができます。AGAクリニックに関しても例外でなく評判を調べることが可能です。AGAクリニックは一般の皮膚科よりもAGAに詳しいことが予想されますが、その専門性を悪用しているクリニックもあるようです。

正しく判断するためには実際に足を運んでサービスを受けること。無料カウンセリングを最低でも３箇所で受けて比較してください。