探偵の仕事
6916view

簡単に離婚できない?離婚を阻む4つの壁を解説!

簡単に離婚できない?離婚を阻む4つの壁を解説!

浮気調査などの結果が原因で離婚をしようとしても、実はそんなに単純に進められません。2人で培ってきた人生や生活を分けるというのは、想像以上に時間や労力がかかるものなのです。本当に離婚をするのではあれば、書類を提出するまでにいくつもの準備が必要であると肝に据えておきましょう。

日本は世界的にみて離婚が簡単に出来る国です。結婚と同じく役所で離婚届を貰って、必要事項を記入や判子を押して提出する、“籍を抜く”だけで離婚をすることができます。

しかし、実際に離婚をする際は解決しなければならない問題が山積みなのでスムーズに進まないケースが多いです。当記事ではそんな離婚を阻む壁を紹介していきます。

簡単に離婚できない?離婚を阻む4つの壁を解説!

一般に“離婚するには、結婚の数倍のパワーが必要”と言われています。

具体的に必要なパワーは結婚するときの“3倍”とか“100倍”とか諸説あるのですが、どちらにしても結婚する時と比べて、離婚するときは話が拗れやすく、持ち上がる諸問題を解決するために様々な苦労を強いられるわけです。

そんな離婚を阻む4つの壁が以下の通りです。

  1. こっちが離婚したくても相手が同意しない
  2. 財産分与や慰謝料で揉める
  3. 子供の親権問題で揉める
  4. 離婚後の生活に問題がある

それぞれについて解説していきます。

こっちが離婚したくても相手が同意しない

離婚届を受理してもらうにはパートナーも署名捺印する必要があるため、パートナーが離婚に同意しなければ離婚は出来ません。

結婚のときは基本的に「お互い幸せになりましょう」という合意があるので、婚姻届に署名捺印する段階で話がつまづくことはあまりありません。

それにくらべて離婚は双方が別れることに同意し、離婚届にスラスラと署名捺印するケースはレアでしょう。

多くの場合、どちらかが別れることを迫りますが、片方は離婚を切り出しても応じません。

離婚を受理してもらうには配偶者の同意が必要

自分は別れる気満々であっても、パートナーに離婚をする気がない場合は永遠に離婚ができないので、なんとか同意させる必要があります。

離婚を拒否する理由は様々ですが、もっともタチが悪いのは、“まだパートナーに未練がある場合”でしょう。

例えば離婚の理由が浮気だとしても、「本当に愛しているのはお前だけだ」などと口にし、離婚に同意しないのはよくある話です。

口で言う通りホントにパートナーが浮気をしても、本当に愛しているのかどうかは相手の心の中の事なので真相はわかりません。

しかし「別れたい」「別れたくない」という言い合いが高ぶった結果、最悪殺人や傷害に発展し、刑事事件になってしまう例もあります。

感情VS感情でぶつかってしまうととんでもない事態を引き起こす危険がありますので、まずは冷静に相手の説得を心掛けましょう。

財産分与や慰謝料で揉める

結婚生活の間に手に入れた財産は法律的にも夫婦共有のものとなりますが、離婚する場合はよく揉め事の原因になります。

離婚となれば別れた後は別々に暮らすのが普通です。そのため、家庭内にある財産は基本的に二等分されます。

ちょっとした私物で所有権を争うことは滅多にありませんが、自宅やペットの所有権、エアコンや冷蔵庫、大型TVなどの家電は自分かパートナーか、どちらが持っていくかでよく論争が起きます。

その他にも自動車や不動産、浮気が原因の離婚であれば慰謝料はどうするかといった、金銭の問題で揉めた結果、相手の同意が得られる離婚したくてもできないケースは多いです。

売却できる資産は現金にして2分割すると揉めにくい

そのため、貴金属や車、不動産のような売却することで現金に出来る資産は、離婚前に処分して売ったお金を2分割するのが一番揉めない解決法でしょう。

しかし、円満離婚でない場合は理屈上はそうであっても両者の感情からスムーズに財産分与が進みにくく、分配で揉めることは覚悟しておきましょう。

子供の親権問題で揉める

離婚するパートナーとの間に子供がいた場合、親権を巡って離婚争いが裁判にまで突入して揉めることも珍しくありません。

特にパートナーの浮気などで家庭そのものが崩壊してしまった場合、どちらが子供を引き取るのかで非常に揉めやすいです。

パートナー同士は顔も見たくないほど嫌っていても、子供はやっぱり可愛いと考えるのが一般的な親の考え方ですので、どちらが子供を引き取るかという親権争いが起きます。

資産分配は結局金銭の問題なので争いが当事者同士で解決できなくても、弁護士などを活用すれば調停レベルで収まるものです。

しかし、子供の親権争いは簡単に決着がつくものではなく、なにより一番迷惑するのは子供です。

親権問題は感情でなく、子どもの将来を考えた時にどちらの親が親権を持つのが幸せか、というのを第一に考えましょう。

浮気が原因だと親権の押し付け合いになるケースもある

離婚の原因が浮気の場合、逆に子どもの親権を両親が押し付け合うケースもあります。

よくあるのが旦那側は浮気相手に情が移っており、妻の遺伝子を持った子どもに欠片も愛情がない。そして妻側も浮気をした旦那の子どもなんてもう自分の子どもとして見れない…というケースです。

子どもに罪はないと分かっていても、既に愛情のない相手の遺伝子を持っており、ふとした時の様子に面影を感じてしまう子どもに多大な手間や金をかけてまで育てたくないので、互いに相手に引き取ってほしいと考えてしまいます。

このパターンになると、互いに自分を要らない物として扱う両親を見た子どもは非常に傷つきますし、何よりどちらが引き取っても愛情を注がれず育児放棄のような状態になってしまうので、後味の悪い展開になる可能性が高いです。

離婚後の生活に問題がある

離婚後の収入や住居といった生活に問題があり、離婚したくても離婚できない方も多いです。

特に専業主婦をしている方は、離婚した瞬間から無収入になってしまいますし、自分が家を出て行く場合は住む場所を探すところから始めなければなりません。

実家に転がり込む選択が出来る人もいますが、既に実家がない、仲が悪い場合は自力で生活費を稼ぎつつ住む場所を見つけなければたちまち困窮してしまうでしょう。

少なくとも、離婚をすると多くの方は今までと同じ水準の生活維持は困難になるので、想像もしなかった苦労を強いられることになるかもしれません。

慰謝料をアテにするのは危険

中には当面の生活費はパートナーからの慰謝料をアテにしようと考える方もいるかもしれませんが、その考え方は危険です。

パートナーがこちらの言い値で慰謝料を払う保証はなく、むしろ慰謝料は請求側の金額と実際の相場がかけ離れていることが多いです。

そのため、慰謝料問題で裁判になり、相手が弁護士を立ててきた結果、慰謝料で500万を請求したのに支払われたのは50万円という事も珍しくありません。

しかも弁護士保険などに加入していない限り、その50万から弁護士費用を始めとした出費が嵩むので、慰謝料をもらう前にパンクしてしまう可能性もあります。

離婚を決意したら、現実的に独りで生きていける収入や手段を確保をしておいた方が安心でしょう。

簡単に離婚できない理由まとめ

日本では、配偶者が数年行方不明といった風に、裁判所が婚姻を継続し難いと判断する事情がない限りいくら自分が離婚を望んでも、パートナーが別れることを望まない場合は中々離婚ができません。

また、財産分与や子供の親権など、二人で暮らしてきた時間が長ければ長いほど離婚を阻むハードルが現れます。

特に離婚の理由が浮気など片側に問題がある場合、非常に揉めやすいので離婚をするのにかなりのエネルギーを使います。

離婚する場合、少しでも話をスムーズに進める、財産分与や慰謝料を有利に進めるには浮気やDV、悪意の遺棄があったという証拠を集めるのがおすすめです。

証拠があれば浮気を拒否する相手も認めざるを得ない、慰謝料を支払わなくてはならなくなるので、離婚をしたいと考えている方は信頼できる探偵に依頼して証拠を集めましょう。

都道府県から探偵を探す

関連記事一覧