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探偵は車のナンバープレート調査でどこまで調べられる?料金相場や内容も紹介

探偵は車のナンバープレート調査でどこまで調べられる?料金相場や内容も紹介

「浮気相手の車のナンバーから相手を特定したい」「毎日同じ時間にうちの前に停まっている車の素性を調べてほしい」といった場合、探偵にナンバープレート調査を依頼するのが最適と言われています。

そこで当記事では探偵への車のナンバープレート調査の依頼はどこまでが可能(合法)か紹介するとともに、料金費用の相場や具体的な調査の内容を紹介していきます。

探偵は車のナンバーから持ち主の住所や身元を調べられる?

探偵_車のナンバープレート_調査は可能?

ナンバープレート調査そのもので個人情報を調べるのは不可能

結論から言ってしまうと、探偵は車のナンバープレート調査で住所や身元を調査することは不可能です。

探偵には「探偵業法」という法律があり、その範囲内で認められた業務のみを行うことができます。

探偵業法で認められているのは「聞き込み」「尾行」「張り込み」の3つで、普通の人ならストーカー規制法に引っかかる尾行を、探偵は合法的に行なえます。

しかし車のナンバープレートから所有者の身元や住所を調べる、という行為は個人情報に関わるので、探偵業法では認められておらず調査ができません。

身辺調査と尾行でナンバープレートから合法的に身元調査が可能!

ナンバープレート調査そのものはできませんが、相手の車が停まっている場所などが判明していれば、尾行や張り込みで相手の身元を調査をすることが可能です。

例えばいつも同じ時間に不審車が停まっているのであれば、探偵がその車の張り込みと尾行をすることで、持ち主の家の住所や仕事、交友関係などを調査できます。

また、配偶者が定期的に浮気相手の車でドライブに行っている場合なども、尾行によりそこから浮気相手の住所や氏名を特定できるでしょう。

また、ナンバープレートが分かれば所有者のおおよその地域も絞り込めるので、交通量の多い場所に張り込みをし、見かけたら尾行をすることで住所や名前、仕事先などの個人情報を得ることが可能です。

ナンバープレート検索サイトは使える?

ながら運転やあおり運転をしたナンバープレートの情報をまとめているサイトがありますが、残念ながら情報は「どういった運転をしていたか」にフォーカスが当たっているため、住所や身元を調べることはできません。

ただ運転手の顔や見た目の特徴などは記載されている事もあるので、全くの無駄にはならないかもしれません。

参考:https://www.triver-app.com/find

自分で車のナンバーから持ち主の住所や身元は調査可能?

結論からいうと、基本的に素人が個人で車のナンバーから持ち主の情報を得ることは不可能です。

車の所有者本人でなければ、陸運支局や自動車検査登録事務所に情報の開示を請求しても無駄になるでしょう。

ただし、私有地の放置車両や、差し押さえなど債務手続きが伴う場合は、第三者でもナンバーから個人情報を得ることが可能です。

なお、個人情報の保護が強化される2006年以前はナンバープレートが分かれば誰でも住所や身元の情報を手に入れられたので、犯罪に悪用されることが多かったようです。

探偵に車のナンバープレート調査を依頼したときの料金(費用)相場は?

探偵_車のナンバープレート_調査_料金費用相場

探偵に車のナンバープレート調査を依頼したときの料金は事務所によって異なりますが、3万円~30万円ほどかかることが多いです。

なお違法な調査は3~4万円ほどの格安で調査ができることが多いのですが、合法な調査では20万~30万円ほどかかります。

ここまで料金の開きが大きいのは、違法な探偵は闇ルートでナンバーから個人情報を入手するのに対し、合法な事務所は地道に尾行から個人情報を得るため、非常に手間がかかるからです。

違法のナンバー調査は格安だがリスクが大きい

一見すると違法な調査の方が料金が安く、しかもサイト上では「成功率99.7%」などと謳っているので魅力的かもしれません。

しかし、違法な調査は後から不当に高額な料金を請求されたり、違法な依頼をした事をネタに脅されるリスクがあります。

また、違法と知って依頼をした場合は警察に起訴されるリスクもあるため、当サイトとしてはおすすめできません。

違法なナンバープレート調査は格安で成功率も高いですが、情報源は運輸支局の人間を買収したり、違法な闇ルートです。

闇ルートには当然暴力団などの反社会的勢力が噛んでいる事も多いです。調査に際してこちらも個人情報を渡す以上、危険が伴うでしょう。

合法なナンバープレート調査は尾行に伴いガソリン代や高速代などの諸経費がかかる

車による尾行調査にはガソリン代や高速代などの諸経費がかかるので、それが意外と重くのしかかるケースもあります。

遠方への車両尾行を何回か行った場合は、宿泊費などもかさみ、探偵の人数によっては50万円を大幅に上回るケースもあります。

調査に時間がかかる場合はパック料金がお得になることも

調査に時間がかかりそうな場合には、「1時間いくら」といった時間制プランを選ぶよりも、「諸経費まとめてコミコミでいくら」という料金設定になったパック料金プランを選んだ方が、結果的にお得になることもあります。

パック料金プランはもともと通常の料金プランより高めに設定されているのですが、高速代やガソリン代・宿泊費は意外とバカにならないので、最初から諸経費込みというのは魅力でもあります。

警察や弁護士なら車のナンバープレートから身元や住所を特定可能

警察や弁護士は、権限により合法的に車のナンバーから所有者を簡単に割り出すことができます。

ただし、警察はあくまでも事件を解決するために調査をするので、「浮気相手の車のナンバーから住所・氏名を知りたい」と言っても当然ながらやってもらうことはできません。

事件に関することであればナンバー検索をしてもらえる場合もある

たとえば「車に乗っていて当て逃げをされてしまい、ナンバーを控えてあったので調べてほしい」ということであれば、現場検証を行うと共にナンバーの調査を行ってもらえる場合もあります。

警察にはナンバー検索システムがあるので、所有者を特定するのは簡単なことです。ただしその情報は警察が把握することはあっても、個人に簡単に教えることはありません。

また、車のナンバーという情報のみでは当て逃げがあったかどうかは判断できないので、ドライブレコーダーに画像が残っているといった証拠も必要です。

探偵は放置車両なら車のナンバーから所有者の住所や名前を調べられる

探偵_車のナンバープレート_調査_放置車両なら探偵で調査可能

基本的に第三者は車のナンバーから所有者を調べることができませんが、「放置車両」に関してだけは例外です。自分の土地に車を放置されてしまうと、土地の所有者は生活に支障をきたすので、何としてでも移動してもらわなければなりません。

その際、普通者は陸運支局、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に必要書類を提出することで、車のナンバーから所有者や各種情報を調べることができます。

探偵の車のナンバープレート調査に関するまとめ

探偵に車のナンバープレート調査を依頼する場合、その方法が合法か違法か確認するのが重要です。

残念ながら公式サイトで大々的に「ナンバープレート調査をします!」と言っている事務所は違法であることが多いので、当サイトとしてはリスクの観点から依頼しないことをおすすめします。

費用はかかりますが、聞き込み・張り込み・尾行によりナンバープレートから情報を収集する探偵の方が安心でしょう。

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