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探偵の結婚調査とは?内容や料金(費用)相場、実際の事例を徹底紹介!

探偵の結婚調査とは?内容や料金(費用)相場、実際の事例を徹底紹介!

仕事の多様化やネットの普及、婚活サイト・婚活パーティの増加などで男女ともに交際範囲が広くなっている現代社会。さまざまなタイプの人と交流を持つのはいいことですが、結婚を決めるとなると相手の身元を知っておく必要があります。特に親御さんは子どもの結婚相手に対して不安を感じますよね。そんなときに役立つのが探偵の結婚調査です。そこでこのページでは、探偵に結婚調査を依頼する場合の内容や料金についてご説明します。

探偵による結婚調査(婚約者調査)とは?

探偵の結婚調査では、結婚相手の学歴や勤務先、趣味、婚姻歴、借金の有無などを調査できます。

場合によっては結婚相手だけでなく、結婚相手の家族や親族、先祖なども調査し家系図を報告書として提出するケースもあります。

主な調査内容

探偵に結婚調査を依頼することで調査できる内容としては、次のようなものが挙げられます。

項目 具体的な内容
本人に関する基本的な情報 学歴、勤務先(職歴)、趣味、婚姻歴、住居など
ギャンブルの有無 パチンコや競輪・競馬、カジノなどギャンブルをやっているかどうかの有無
家族に関する情報 家族構成と家族の評判など
勤務先に関する情報 勤務先での評判や転職が多いかどうかなど
交友関係 どんな人とつきあっているのか、異性関係、交友関係でトラブルがないかどうかなど

このように、かなり幅広い内容を調査します。

相手の家柄についても調べ、時には親が格が釣り合わないと判断して婚約破棄をするケースもあるようです。

結婚調査をすることで不安を払拭できる

最近はお互いの家柄はあまり意識されなくなりました。

しかし、それでも相手の親に多額の借金があるとか、職に就いていないなどの状況では、娘を嫁がせたら苦労するのではないかと心配するのが親心です。

そのため、次のような兆候があれば、結婚調査(婚約者調査)をすると安心です。

  1. 本人は結婚したいと言っているが、相手との話がなかなか進まない
  2. 相手にお金を貸しているようだ
  3. なかなか親に紹介しようとしない
  4. 相手のことを聞いても詳しく答えない
  5. 相手に離婚歴があるので、離婚の原因や子どもの有無を知りたい
  6. 相手の人が常に携帯電話(スマホ)を操作して誰かと連絡を取っているようだ
  7. 相手がギャンブルにはまっている
  8. 交際しているのに顔色が悪く、元気がない(相手から暴力を受けている可能性がある)

探偵の結婚調査(婚約者調査)で禁止されている事項

ただし次のような行為は禁止されているため、探偵は調査を行いません。

  1. 本人や家族の預金残高やローン、クレジット、借金の額などの調査
  2. GPSを使った追跡や盗聴・盗撮などの違法行為
  3. 郵便受の中の郵便物を見る行為
  4. ストーカーのようなしつこいつきまとい行為
  5. 犯罪歴の調査
  6. 戸籍謄本や住民票の取得
  7. 出身地や出生に関する調査
  8. 自動車のナンバープレートから個人を特定する行為
  9. 別れさせ屋のような工作行為

探偵による結婚調査の方法

尾行や周辺への聞き込みが主

探偵というとGPSを使って尾行したり、盗撮したり……といった行為を想像されるかも知れませんが、基本は地道な聞き込み調査が中心です。

ただ、昔のような近所の人にその人や家族の評判を直接聞くといった「聞き込み調査」は敬遠されるため、あまり実施していません。

実際には調査対象者の同僚にさりげなく近づいて様子を聞き出したり、行きつけの店などで評判を聞いたりします。

また、最近はSNSからも多くの情報が得られます。このような調査は相手に不審に思われないように細心の注意を払って行います。

探偵に結婚調査(婚約者調査)を依頼する費用(料金)はいくら?

料金設定は探偵業者によって異なりますし調査内容や調査範囲によっても違ってきますが、一般的に調査終了までに20万円~100万円ほどかかるケースが多いです。料金の内訳には、次のものがあります。

  • 探偵1人あたりの費用(1日あたりの費用や1時間あたりの費用で計算)
  • 調査にかかる交通費や宿泊費
  • 調査に使う車両代
  • カメラなどの機器代

これらを個別に請求する業者もあれば、一定額のパック料金を設定している業者もあります。

結婚調査(婚約者調査)は探偵にとってやりやすい仕事

結婚調査は相手の氏名や年齢、勤務先などがわかっているため、比較的やりやすいと言えます。最

近は出会い系サイトで出会った偽名の人を調べたいといった相手の本名や住所(住んでいるエリア)などがわからない調査依頼があります。その場合は手がかりがないところからスタートするので大変です。

しかし、結婚調査は相手の基本情報がある程度わかっているため、調査は比較的スムーズに進められます。ピンポイントで調査できるため、移動に伴う交通費なども抑えられるというメリットがあります。

結婚調査が難しい場合

ただ、結婚相手を紹介してくれない、相手の名前や勤務先を教えてくれないという場合は調べるのが困難になります。

そういった場合に備えて恋人を紹介された場合は相手の名刺をもらうとか、勤務先やどのあたりに住んでいるのか…などをそれとなく聞き出しておきましょう。

また、結婚詐欺や金銭目的で近づいている場合は偽名を使っている可能性があります。紹介されたときは一緒に写真を撮るなど、何か相手を特定できるものを残すようにしましょう。

結婚調査をやっている事が相手にバレる可能性はある?

結論から言うとほぼないです。

調査していることがバレてしまったら、探偵の仕事は成り立ちません。

尾行するにしても相手に気づかれないようにうまく行動します。証拠を押さえる場合は、かなり離れた場所からでも鮮明な画像を撮影できる高性能のカメラを使うなど最新機器を利用します。

また、聞き込み調査をする場合でも、相手に合わせて若い女性、年配の男性など違和感を抱かせない工夫をしています。自分で調査するとバレる可能性がありますが、プロの探偵ではそういった心配が少ないので安心できます。

実際に結婚調査を探偵に依頼した女性の事例

婚活パーティで会った男性は、実はプロの結婚詐欺師だった

結婚詐欺師に遭った人の多くが思うのが、「まさかあの人が!」ということです。

結婚詐欺師は、それぐらい光明な手口で騙すので、調査をしなければお金を搾り取られるまで気づくことができません。たとえば、こんな事例があります。

婚活パーティで出会ったイケメン男性と交際に発展

Aさんは32歳の女性会社員。大学を卒業してから大手のメーカーに勤務し、総合職として働き続けてきました。一度は社内で結婚を考える人がいたものの、お互いに長男長女だったため親の反対にあい、破談となってからは誰とも交際せずに30歳を過ぎてしまいました。

「私もいい加減に結婚相手を見つけないと」と思ったAさんは、婚活パーティに出席しました。そこで出会ったのが、35歳・身長180㎝のイケメン男性でした。

男性は最初からAさんに積極的に話しかけ、大手食品メーカーの研究職であることを告げ、名前と住所も教えられました。話をすると、男性は本当に食品のことに詳しく、「これなら間違いなく研究職の方だろう」と、Aさんは思い込んでしまいました。

「一緒に頭金を払って、マンションに住もう」と言われる

こうしてAさんと男性の交際は始まりました。男性は「研究職だから忙しくて、なかなか会えない」ということで、デートできるのは月に2回ほど。それも平日の夜の数時間程度でした。それでもAさんは男性に夢中になってしまい、いつしかプロポーズの言葉を心待ちにするようになりました。

3ヶ月が過ぎようとしていたある日、Aさんはついに男性からプロポーズを受けました。「結婚しよう。二人の住むマンションも、実は前から探していたんだ」と言う男性は、Aさんを新築マンションのモデルルームに連れて行きました。

「このマンションを買って、二人で住もう。僕は頭金を700万円用意してある。君は払えるだけ払ってくれればいいよ」という男性を、Aさんは信じ切ってしまい、次に会うときに200万円をもっていく約束をしてしまいました。決して「いくら払ってほしい」と言わなかったことも、Aさんが信じてしまった原因のひとつでした。

母親が探偵に調査を依頼し、男性が無職の妻帯者であることが判明

有頂天になったAさんが親にそのことを話すと、「これは怪しい」と気づいたのが母親でした。娘の気持ちを思って、直接そのことは言いませんでしたが、母親はこっそりと探偵に連絡。娘から聞いていた名前と住所・企業名を告げ、どんな人物かを調べるための調査を依頼したのです。

探偵の調査に、さほど時間はかかりませんでした。なぜなら、男性が名乗っていた人物は実在したのです。しかし、それはAさんが会っていた男性ではなく、まったく別の人物でした。探偵は結婚詐欺を働こうとした男性の身元も調査し、無職の妻帯者であることが判明しました。

母親はそのことを思い切ってAさんに告げ、間一髪で事なきを得ました。Aさんは浅い付き合いの人物の言うことをすべて信じてしまった自分を猛反省し、「結婚を考えるときには、絶対に身元調査を行って、確かな人物だということを確認するべきだ」と痛感しました。

逆に探偵に結婚調査された場合の対処法は?

一方、自分が相手側に結婚調査をされるというケースがあります。以下では探偵に結婚調査を依頼された場合の対処法を紹介していきます。

結婚調査をされたからといって面と向かってあれこれと聞かれるわけではありませんが、それとなく周囲の人に聞き込みをしたり、自分のことを探られたりするので鋭い人は「誰かが調べているのかも?」と感づくことがあります。

そんな時はたとえやましい事がなくても怪しまれないよう仕事が終わったら真っ直ぐ帰ったり、相手に「○○に出かける」と説明した内容と異なる行動をしないようにしましょう。

前述した通り結婚調査は費用がかかるので、長期の依頼をする人はほとんどいません。

一定期間大人しくしていれば自然と結婚調査は終わりますし、怪しい点がなければ相手はあなたを今まで以上に信頼してくれるでしょう。

隠れて水商売をしている場合は注意が必要

水商売(ホステスなど)は本名ではなく偽名で働きます。店に探偵が来たとしても、店長や他の従業員があなたの身元を話す可能性は低いでしょう。

ただ素行調査で尾行されていると、店に出入りする様子を見られてしまいます。また、探偵が客になりすまして来店し、様子をうかがう可能性も十分にあります。

「出身はどこ?」「昼間はどこかで働いているの?」「恋人はいるの?」などと言葉巧みに質問されても、つい本音を言わないように気をつけましょう。

探偵に結婚調査(婚約者調査)をされるとバレる7つの項目

わざわざ探偵を使ってまで結婚相手のことを調べたいと思うのは、それなりの気になる点があるからです。

特に下記の7点は要注意です。以下の項目はバレてしまうと最悪破断に繋がります。

調べるポイント 具体的な内容
家柄 由緒ある家柄や財産が多い家柄の場合、釣り合う相手かどうか
病気 結婚相手とその家族に遺伝性のある病気がないかどうか
浮気 他に交際相手がいないか、また過去の交際歴などもチェック
金銭感覚 浪費癖や借金癖、ギャンブル癖がないかどうか、現在、お金に困っていないかどうか
借金の有無 本人や親、家族に多額の借金がないかどうか
婚姻歴 過去に結婚、離婚、再婚などをしている場合、その理由や子どもの有無など
職歴 何度も転職を繰り返していないか、定職に就いているかどうか

現代でも家柄を気にするケースがある

「家柄が合わない」というのは昔の話のように思いますが、現代社会でも家柄を気にするケースがあります。

特に収入や財産がケタ違いの場合、結婚後に両家のつきあいが難しいと判断されたり、「財産目当てではないか」と疑われたりして破談を申し出られる可能性があります。

遺伝性の病気

結婚調査で相手やその家族にどんな病気があるかどうかは通院している病院に問い合わせても、患者の個人情報を答えることはありません。

しかし、素行調査で病院に出入るする様子を見たり、近所の人にそれとなく尋ねると「あの人は長らく〇〇の病気で悩んでいるよ」と教えたりすることから病気の有無がわかってしまいます。

特に遺伝性の場合は、本人は発症していなくても生まれる子どもに病気が出る可能性があるため、親は結婚の許可を出せないケースがあります。

それは差別とかではなく、自分の娘(息子)が苦労するのではないかという愛情の証しでもあります。

ただ、最近の医療はどんどん進歩しています。たとえ病気が発症したとしても、結婚するふたりなら協力して乗り越えていけるものです。それを理由に破談を言われたとしても、ふたりで話し合って答えを出すといいでしょう。

浮気や過去の交際をチェック

浮気や過去の交際など結婚相手の異性に関する問題は、親だけでなく結婚を考える本人も調査したいポイントです。

「浮気をしているようだ」
「他の人と二股かけられているかも知れない」
「昔は派手に異性と遊んでいたというウワサを聞いた」
という場合は、自分では調べずに探偵に依頼しましょう。

自分が調査するには限界がありますし、見つかったら関係が悪化してしまいます。探偵ならバレないように調べてくれますし、証拠を押さえてくれます。

それを元に破談を申し出るといいでしょう。

逆に自分が浮気や二股をしている場合、破談を申し出られても仕方がありません。後ろめたい行動はしないことが大切です。

金銭感覚の違いで破談になることもある

よく「価値観の合う人と結婚するといい」と言われますが、特に金銭感覚が合うかどうかは重要なポイントです。

節約せずにムダ使いをしたり、ブランド物を次々と購入したりすると、結婚相手やその親は「高価なものを持っているが金銭感覚は大丈夫だろうか」と不安に感じてしまいます。安易にクレジットカードを使う様子もチェックされているので注意しましょう。

ただ、結婚調査ではクレジットカードの残高や利用履歴などは調べることはできません。金銭感覚については探偵の調査よりも、結婚相手やその親が観察して感じる部分だと言えます。
それを理由に破談になる可能性は低いとしても、親が難色を示すことがあります。

一方、常にお金に困っている様子を見せるのも「人に言えない借金があるのではないか?」と相手に不安を与えてしまいます。ぜいたくのし過ぎも困りますが、あまりに古びた洋服や靴を着用するのも考えものです。

借金の有無

探偵の結婚調査では「借金の有無」の調査依頼が多くあります。これは結婚相手本人の借金だけでなく、親や家族など身内の借金の有無も含まれます。

個人の借金(クレジットカードのキャッシングを含む)の額は調べることはできませんが、借金の有無は調べることができます。

とは言っても公的機関で調べるのではなく、周囲への聞き込みや素行調査(消費者金融の店舗に出入りしているなど)から判断します。

また親に多額の借金がある場合、周囲の人への聞き込みなどで判明することがあります。こういった話題は人のウワサになりやすく、聞き込みをしていくと多くのことがわかってきます。

ただ、借金にはさまざまな種類があり、お金を借りているから結婚させられないと言えるものではありません。例えば「親がだまされて連帯保証人になって借金を背負わされたが、今はほぼ完済している」「子どもの病気の治療費がかさみ親戚からお金を借りたが、病気は快方に向かい親は働いて返済している途中だ」など、納得できる理由や状況であれば破談になる可能性は低いと考えられます。

とは言っても考え方は人それぞれなので、それでも破談を申し出る場合もあります。その場合、反対を押して結婚しても、後々借金を理由にイヤミを言われたり、肩身の狭い思いをしたりすることがあります。

「事情を理解せずに、そういうことを理由に結婚を渋るような相手なら、ご縁がなかったんだ」と気持ちを切り替えるのもひとつの方法です。

婚姻歴

最近は結婚と離婚、そして再婚を繰り返すなど、婚姻歴が複雑です。また、籍を入れずに子どもを育てている人もいます。

そういった多様な生き方が受け入れられている社会になってはいますが、結婚相手に離婚歴があると親は慎重になってしまいます。

特に離婚した原因が何だったのか、自分の子どもが結婚してもまた同じ結果にならないのか…を心配されるからです。さらに連れ子がいる場合は、その子とうまくやっていけるかどうかも大きな問題です。

特に後ろめたいことがなければ堂々としていればいいですし、探偵が調査しても不安に感じることはないでしょう。

もし誤解があれば、誠実に説明して理解してもらうことも大切です。

職歴

今は昔ほど職業や学歴にこだわる風潮はありませんが、何度も転職を繰り返していたり、仕事が長続きしなかったりすると経済力があるのかどうか不安を与えてしまいます。

また、何をやっても長続きしない人という印象を与えると、結婚生活で気に入らないことがあった場合にすぐに別れるのではないかと思われる可能性があります。

相手の家族から仕事のことを聞かれたら、前職を辞めた理由はなるべく前向きなもので説明するようにしましょう。

結婚調査(婚約者調査)の内容や費用まとめ

生き方が多様化するにつれて出会いの機会が増えていきます。結婚相手の身元がはっきりしない場合や離婚するカップルが多い現状などがあるため、親は相手の身元を調べたいと考え結婚調査を依頼するケースがあります。

結婚調査では相手とその家族の家風や家柄、経済状況、相手の浮気や異性との交友歴などの素行調査を行います。もちろん結婚調査はバレないように行われますし、きちんとした探偵業者ならば違法調査は実施しません。

探偵の結婚調査料金は探偵の人件費や交通費、宿泊費、機器代などがかかり、一般的には20万円~と言われています。

ただ業者によってプラン設定は異なるので、事前に相談と見積もりをすることが大切です。お互いに不安なく結婚するためにも、結婚調査は有効に活用するといいでしょう。

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