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交通系ICカードはどれがおすすめ?10種類+αの特徴やメリットまとめ!

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交通系IC乗車券のネットワーク解説図

交通系ICカードは全国に50種類近くも存在し、今後も増えていく傾向にあります。そのうち10種類は相互利用可能になりましたが、多くが旧国鉄、JRのIC乗車券です。

こちらのウィキペディアの解説図を見てもわかるように、交通系ICカード全国相互利用サービスの中心にいるのはJR東日本のSuica。iPhone、Androidなどのスマホで利用できる上、ポイント還元率も1.5%のSuicaは最強の交通系ICカードです。

出典:交通系ICカード全国相互利用サービス – Wikipedia

交通系ICカードとは?

電車やバスで便利に使える電子マネー

オートチャージできるSuicaのイメージ交通系ICカードというと少々聞き慣れないかもしれませんが、「通勤・通学で使う交通系電子マネー」といえばご納得される方も多いでしょう。

いまや日本全国の通勤・通学シーンにはなくてはならないアイテムとして、交通系ICカードを活用する人も増加傾向です。

実はなんと、およそ50種類ほどもあり特に西日本エリアでの数が多いです。東日本エリアが10種類強ほどなのに対して、西日本エリアでは30種類を超えます。

相互利用OKなので地域外でも使える!

iPhoneのSuicaならチャージ(入金)残高が少なくなっても 改札機にタッチして入出場するだけで オートチャージ可能「交通系ICカードは相互利用可能なので、全国どこでも使える!」ということを聞いたことがあるかとも思いますが、実は、各交通系ICカードが相互利用可能といっても、50種類以上もある交通系ICカードすべてが相互利用できるわけではありません。

交通系ICカードで相互利用が可能なのは、

  • Kitaca
  • Suica
  • TOICA
  • ICOCA
  • SUGOCA
  • PASMO
  • manaca
  • PiTaPa
  • はやかけん
  • nimoca

以上の10種類に限られます。上記以外の交通系ICカードは相互利用することができませんので注意しましょう。

原則チャージ型だがPiTaPaだけはポストペイ型!

交通系ICカードは、原則として事前チャージ必須のプリペイド式です。しかし、「スルッと関西」が発行するPiTaPaに関してのみポストペイ型、つまり後払い式の電子マネーとなります。

そのため、コンビニなどでのショッピングの際も、PiTaPa以外の9種類は電子マネーとして相互利用できますが、ポストペイ型のPiTaPaは相互利用対象外となります。

結局交通系ICカードはどれがおすすめ?

もっともおすすめはSuica

モバイルSuicaでのオートチャージイメージ全国に50種類近くも存在する交通系ICカード。その中で、どの交通系ICカードがもっともおすすめのか? といえば、やはりJR東日本のSuicaでしょう。

その理由はモバイルSuicaの存在です。スマートフォンで利用することができるのは、数ある交通系ICカードの中でもSuicaだけなのです。

ICカードを持ち歩かなくてもスマートフォン1台あればOKという手軽さが、Suicaの大きなメリットであり、他の交通系ICカードにはない特長となっています。

iPhoneでもSuicaを使えるのはかなりのメリット

また、モバイルSuicaがApple Payの登場によってiPhoneでも利用できるようになったのは非常に大きなメリットです。

AndroidやiOSなど、OSに囚われずにモバイルSuicaを利用できるようになったわけです。Suicaの利便性は他の交通系ICカードに付け入る隙がないほどです。

ビューカードならポイント還元率1.5%でsuicaを使える

「ビュー・スイカ」カードモバイルSuicaの場合、スマホでいつどこからでも入金することができます。わざわざ券売機などでチャージする必要はないわけです。

さらに、『ビューカード』と連携させておけば、ポイント還元率が通常の3倍となる1.5%でJREポイントが貯まります。

ビューカードでJREポイントを貯めて高還元率でSuicaにチャージ!

もちろん、貯まったポイントはSuicaへチャージして使用することもできます。Suicaエリア外の人であっても、モバイルSuicaと『ビューカード』のセットであればお得に利用することができるわけです。

東京圏で公共交通機関を使うならPASMOもおすすめ

『東京メトロ「To Me CARD Prime」』の券面画像ただし、東京圏で公共交通機関を利用するならPASMOもおすすめです。モバイルSuicaのようにスマートフォンで利用することはできませんが、クレジットカード一体型でポイントをお得に貯めることができる交通系ICカードです。

PASMOエリアでもSuicaが利用できるわけですので、お得&便利に使いこなすならSuicaがおすすめですが、活用範囲という点においてはPASMOもぜひ検討しておきたい交通系ICカードです。

人気の高い『ソラチカカード』や独自のボーナスポイントが付与される『東京メトロ「To Me CARD Prime」』といった特徴的なPASMO一体型クレジットカードもあります。

交通系ICカードで人気のクレジットカード3選

Suicaチャージでポイント3倍!最強電子マネー

「ビュー・スイカ」カード

VIEWプラス対象サービスの利用で還元率最大3.0%のビューカード!
SuicaへのオートチャージやモバイルSuicaへのチャージでポイント還元率1.5%

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2年目以降:524円(税込)
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「ビュー・スイカ」カード 春のオンライン入会キャンペーン!特定ブランドご入会&ご利用で最大8,000ポイントプレゼント!さらに29歳以下の方のご入会で1,500ポイントプレゼント!

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東京圏の通勤通学ならPASMO!定期券一体型も

東京メトロ「To Me CARD Prime」

東京メトロの乗車ポイント5倍!PASMO/定期券一体型クレカ
乗車メトロポイントが最大5倍貯まる!PASMOオートチャージも利用可能!

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還元率0.5%~0.6%
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九州はSUGOCA!JALマイルにApple Payも使える

JMB JQ SUGOCA《イオン》

JRキューポにJALマイルも貯まる!SUGOCA一体型JQカード
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全国の主な交通系ICカード10種類+αの特徴・メリットを比較!

JR東日本の「Suica」

「ビュー・スイカ」カードSuicaは、JR東日本のうち首都圏エリアと仙台エリア、そして新潟エリアを中心に利用できる交通系ICカードです。その他、東京モノレール、東京臨海高速鉄道のお台場電車りんかい線、伊豆急行、仙台空港鉄道、埼玉新都市交通のニューシャトルでも利用できます。

Suicaの最大の特長がAndroid端末やiOS端末で利用することができるモバイルSuicaです。この機能は他の交通系ICカードにはないSuicaだけの便利機能です。Apple Payでの利用、もしくは『ビューカード』との連携なら、モバイルSuicaの年会費(954円+税)が無料となります。

首都圏で利用者多数の「PASMO」

ANAソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)利用者数ではSuicaに及ばないものの、Suicaと並んで首都圏で人気なのがPASMOです。東京・神奈川・千葉・埼玉にあるほとんどの私鉄をカバーしているほか、バスは東京・神奈川・千葉・埼玉・山梨のほとんどのバスで利用することができます。

PASMOの特長は「バス特」と呼ばれるバスの割引サービス。1,000ポイント貯まるごとに100円の割引が自動で受けられます。この「バス特」はSuicaでも利用することができます。首都圏エリアのバスを多く利用するならぜひ活用したいサービスです。

JR北海道の「Kitaca」

イオンカード Kitaca券面画像KitacaはJR北海道の発行する交通系ICカードです。利用できるのはJR北海道の駅のうち、千歳線、室蘭本線、函館本線、札沼線・学園都市線といった沿線駅で利用できます。ちなみにKitacaは、札幌のバスや地下鉄で利用できるSAPICAのエリアでも利用することができます。

イオンやJRタワースクエア、地元銀行と提携したクレジットカード一体型も数種類発行されています。それぞれに特典も異なりますので、特長を見極めて申し込むのがおすすめです。Kitacaは全国の交通系ICカードとの相互利用が可能です。

JRの東海の「TOICA」

TOICAの券面画像TOICAは、JR東海が発行する交通系ICカードで、JR東海の一部で利用することができます。

  • JR東海道本線(函南~関ヶ原)
  • JR御殿場線(御殿場~沼津)
  • JR身延線(富士=西富士宮)
  • JR飯田線(豊橋~豊川)
  • JR武豊線(全線)
  • JR中央本線(名古屋~中津川)
  • JR関西本線(名古屋~四日市)
  • JR高山本線(岐阜~美濃太田)
  • JR太多線(前線)

JR東海の路線であっても、全線で利用できるのは少数。ほとんどが、一部区間に限られているのが大きな特徴です。

一部、SuicaエリアやICOCAエリアをまたいでしまう路線があり、その場合、エリアをまたいで利用することができません。エリアをまたいでしまう場合は、通常の切符を購入しなければなりません。ポイントシステムやTOICA一体型のクレジットカードもありません。

JR西日本の「ICOCA」

ICOCAの券面画像JR西日本の発行する交通系ICカードがICOCAです。JR西日本のエリアはもちろん、JR四国の一部でも利用できます。

JR西日本 近畿圏/岡山・福山地区/広島地区
京阪電鉄 京阪線で利用可
近鉄 志摩線・内部線・八王子線・生駒ケーブル・西信貴ケーブル以外の全線で利用可
JR四国 瀬戸大橋線の児島駅~宇多津駅/予讃線の高松駅~坂出駅~宇多津駅

ICOCAの主な特徴は、駐車場優待サービスやカーシェアリングを利用できる点です。

また、近鉄が発行する「KIPS ICOCA」では、KIPSポイントサービスを利用でき、近鉄の利用200円ごとに1ポイント、近鉄百貨店ほか加盟店で利用すると200円ごともしくは100円ごとに1ポイントが還元されます。貯まったポイントは支払いへ充当させることができます。

北陸から岡山まで幅広く使える「PiTaPa」

PiTaPaの券面画像PiTaPaは、「スルッと関西」が発行しているポストペイ型(後払い式)の交通系ICカードです。交通系ICカードとして初のポストペイ型を採用した交通系ICカードとしても知られています。

そのため、気軽に申し込んで誰でも発行可能な他の交通系ICカードとは異なり、クレジットカードと同様の事前審査が行われる交通系ICカードでもあります。

PiTaPa利用可能エリア
エリア 電車 バス
関西 阪急電鉄/阪神電鉄/神戸電鉄/神戸市交通局/神戸新交通/神戸高速線/近畿日本鉄道/山陽電鉄/京阪電鉄/能勢電鉄/南海電鉄/北大阪急行電鉄/泉北高速鉄道/水間鉄道/北神急行電鉄/京都市交通局/嵐電(京福電鉄)/大阪モノレール/大阪市交通局 阪急バス/阪急田園バス/阪神バス/神戸交通局/神戸交通振興/伊丹市交通局/神鉄バス/神姫バス/神姫ゾーンバス/神姫グリーンバス/ウエスト神姫/京阪バス/京阪京都交通/大阪空港交通/大阪市交通局/奈良交通/エヌシーバス/水間鉄道バス/高槻市交通部/山陽バス/江若交通
岡山 岡山電気軌道 岡山電気軌道/中鉄バス/両備バス/下津井電鉄
静岡 静岡鉄道 しずてつジャストライン

また、発行も他の交通系ICカードとは異なり、駅の窓口や券売機などでの発行は受けられません。事前審査が必要なため、申込書を記入して郵送するか、もしくはネットから申し込む必要があります。

発行までの期間は申込書の郵送で最短3週間ほど、ネットからの申し込みなら最短2周間ほどと、ほぼクレジットカードと同じだけかかります。

PiTaPaの特徴としては、割引サービスが比較的充実している点でしょう。1ヶ月間の利用回数に応じて割引となる「利用回数割引」や、1ヶ月の利用額に応じて割引となる「利用額割引」などがありますので、活用次第でお得に乗車することができます。

福岡なら持っておいて損はない「はやかけん」

はやかけんの券面画像はやかけんは、福岡市地下鉄の全線で利用できる交通系ICカードです。福岡市地下鉄を利用するならぜひ持っておきたい交通系ICカードです。ポイントサービスもあり、1ヶ月の福岡市地下鉄利用額に応じたポイントが付与され、ボーナスポイントまで付与されます。

また、はやかけんは福岡市にある公共施設でも利用可能となっているのが大きな特徴です。福岡市内の各区役所における住民票等の発行料のほか、市民体育館や市民プール、美術館や博物館での利用にも活用できます。

ちなみに、ANAマイレージクラブの会員だけが利用dけいるANAはやかけんというカードもあります。ANAはやかけんの場合、ANAはやかけんマイルをはやかけんのポイントへ移行して運賃へ充当することが可能です。

ただし、発行にはANAマイレージクラブの会員であることの証明が必要です。ANAマイレージクラブカードや『ANAカード』は必携です。

名古屋なら名古屋鉄道の「manaca」

manaca(マナカ)カードの券面画像manacaは、名古屋エリアの私鉄やバスを利用できる交通系ICカードです。発行会社が、株式会社エムアイシーと株式会社名古屋交通開発機構の2社となっていて、それぞれにサービスが若干異なるという、ややこしい一面を持った電子マネーです。

発行会社 名古屋交通開発機構 エムアイシー
電車 名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道 名古屋鉄道・豊橋鉄道
バス 名古屋市交通局・名古屋ガイドウェイバス 名鉄バス

さらに、manacaにはマイレージ(航空マイレージとは別物なので注意)と、「名鉄たまルン」という2つのポイントがあります。

マイレージ 電車やバスを利用すると、運賃や利用回数、利用した交通機関に応じてマイレージが貯まる。貯まったマイレージは取扱窓口や券売機などから還元して電車・バスの運賃に充当できる。名古屋交通開発機構発行でも株式会社エムアイシー発行でもどちらでも貯まる
名鉄たまルン 株式会社エムアイシー発行のmanacaを名鉄たまルンの加盟店で利用すると200円ごとに1ポイント還元される。1,000ポイント貯まるとチャージ券と交換できる。チャージ券でmanacaにチャージ可能。名古屋交通開発機構発行のmanacaでは利用できない

その他の特徴として、名古屋市交通局の市バスと地下鉄を乗り継ぎすると割引を受けられるサービスがあります。割引を受けるためには90分以内に乗り継ぐ必要がありますが、当然ながら現金で乗車するよりもお得になりますので、利用しないともったいないサービスです。

九州での使い勝手に優れたJR九州の「SUGOCA」

JMB JQ SUGOCA《イオン》カードSUGOCAは、JR九州の発行する交通系ICカードで、

  • 福岡・佐賀・大分・熊本
  • 長崎
  • 鹿児島

以上、3つのエリアで利用することができます。ただし、九州でも宮崎県については対応していません。また、「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」のうち、豊肥本線の「判田駅~肥後大津駅」、久大本線の「向之原駅~善導寺駅」はSUGOCAでの乗降車はできず、通過のみ可能です。

SUGOCAはポイントサービスがあるので、JR九州を多く利用される方ならお得にポイントが貯まります。電車利用の場合、運賃の1%がポイントとして還元されるほか、SUGOCAエリアの自由席特急券購入なら5%、福岡市地下鉄とJR筑肥線の唐津駅との乗換なら10%還元となるなど、高還元率でポイントが貯まります。

また、SUGOCAポイントの加盟店で利用するとショッピング額に応じてポイントを貯めることができます。貯まったSUGOCAポイントは100ポイント=100円でSUGOCAにチャージできます。

SUGOCAは、JR九州の発行する『JQ CARD』でのみオートチャージすることができます。『JQ CARD』ならSUGOCA一体型のタイプもあるので、SUGOCAを便利に使い倒したい方におすすめです。

九州北部エリアを幅広くカバーする「nimoca」

ana visa nimocaカード券面画像 nimocaは西日本鉄道を中心に、九州北部で利用できる交通系ICカードです。特に、福岡県や大分県を中心にバスを利用される方におすすめです。

ポイントサービスもあり、電車やバスの乗車ほかnimoca加盟店でのショッピングでポイントが貯まります。

電車 西日本鉄道
バス 西鉄バス/JR九州バス/福岡県内及び九州島内高速乗合バス・特急バス/昭和バス/日田バス/大分交通/大分バス/亀の井バス

nimocaはバス・電車の乗車や、お買い物でポイントがつきます。ポイント付与のタイミングや還元率は利用したサービス、店舗毎に違います。

電車の乗車ポイント 1回~20回の乗車で1%
21回~40回の乗車で2%
41回以上の乗車で3%
※いずれも1ヶ月の乗車回数
バスの乗車ポイント バス会社により、2%もしくは5%のいずれかの固定ポイントが還元される。さらに利用金額2,000ごとに50ポイントがボーナスポイントとして加算される
ショッピングでのポイント コンビニやスーパー、書店などのnimoca加盟店でのショッピングで210円ごとに1ポイントが貯まる。「スターnimoca」や「クレジットnimoca」ならクレジットカード払いや現金払いでもポイントが付与される

上の表にも記載があるように、nimocaにはクレジット機能付きの「クレジットnimoca」があるほか、福岡銀行が発行するキャッシュカード一体型の『アレコレ nimoca』やJALマイレージバンクと提携した『JMB nimoca』、ANAと提携した『ANA VISA nimocaカード』などもあります。クレジット機能付きのnimocaなら、オートチャージにも対応しています。

札幌での使い勝手が高い「SAPICA」

無記名SAPICA(大人用)の券面画像Kitacaと同じ北海道で利用できる交通系ICカードですが、こちらは札幌のバスや地下鉄での利用が中心となる交通系ICカードです。ちなみに、KitacaはSAPICAエリアでの利用が可能でしたが、このSAPICAはKitacaエリアで利用することができませんので注意しましょう。クレジットカードを登録すればオートチャージ機能も利用できます。

SAPICAにはポイントシステムがあり、運賃の10%がポイントとして還元されます。さらに、セイコーマートでの利用でも200円ごとに1ポイントが付与されます。ポイントは、一定数が貯まると自動的に運賃へと充てられます。SAPICAは全国の交通系ICカードとの相互利用はできません。

異なる交通系ICカードは地域をまたいで利用できる?

交通系ICカードは10種類の相互利用が可能

代表的な交通系ICカードについてご紹介してきましたが、どの交通系ICカードもそれぞれに地域の特色が現れていますよね。特に、カードによってはそのネーミングだけでどのエリアの交通系ICカードなのか理解しやすく、そうした点も非常にユニークです。

これら交通系ICカードは、冒頭でもご紹介したとおり10種類に限り相互利用が可能になっています。ただし、相互利用が可能な交通系ICカードであっても、エリアをまたいで利用することはできません。

この、いわゆる「エリアまたぎ」と呼ばれる問題は根深く、各社のシステムを変更しなければならないなどの問題点もあり、実現性は薄いと言われています。

PiTaPa以外はそれぞれの交通系ICカード加盟店舗で利用することができる

相互利用可能な交通系ICカード同士なら、それぞれの加盟店で利用することも可能です。つまり、Suica対応のコンビニでICOCAを利用できるとか、そうした使い方も可能になっています。

ただし、先にもご紹介したように、PiTaPaに関してはポストペイ型ということで他の交通系ICカードとはシステムが異なるため、各交通系ICカードの加盟店でのショッピングで利用することはできません。

交通系ICカードはどれがおすすめのまとめ

おすすめは存在感抜群のSuica

いかがでしたか? 全国におよそ50種類近くもある交通系ICカードについてご紹介してきましたが、中でもJR東日本の発行するSuicaは利便性の面で一歩も二歩も抜きん出ています。やはり、AndroidスマホやiPhoneで利用できるモバイルSuicaの存在感は他の追随を許しません。

「交通系ICカードは結局どれが一番なの?」という問いに関しては、Suicaがもっとも優秀! という答えしかありません。

それくらいSuicaの存在感は圧倒的なのです。『ビューカード』との組み合わせなら高還元率でポイントが貯まりますし、Suicaエリア外の人であっても利用して損はありません。

利便性を見極めて自身に合った交通系ICカードを選ぼう

当然、人によってはSuicaよりも地元エリアの交通系ICカードが使いやすいということもあるはずです。

Suicaが他よりも秀逸であることは間違いありませんが、相互利用不可の交通系ICカードエリアであれば、Suicaは著しく使い勝手が悪くなってしまうのも事実です。

そうした事情から、お住まいのエリアで発行されている交通系ICカードを活用するのだって全然問題ありませんし、クレジットカード一体型やポイントサービスなどによって、それぞれに使い勝手も異なります。

利便性を見極めつつ、ぜひご自身に合った交通系ICカードを見つけてみてください。

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